1日1ハンサム

30代ハンサムによる、日々の興味への記録

元SB摂津投手と餓鬼レンジャー

日本語ラップの良さを伝えたいのです。

5年ほど前にソフトバンクホークスの摂津投手の入場曲「STRONG ISLAND」を、
餓鬼レンジャーというHIPHOPグループが書き下ろしたのですが
韻踏みまくりの上、意味を込めすぎてえげつないので紹介します。

まず摂津選手の紹介です。
プロ野球では、甲子園で活躍して高卒でドラフト1位、すぐプロ入りなんて話がザラにあります。
が、摂津選手は高卒後、社会人野球で8年間やったあとにドラフト5位でプロ入りします。
これはかなり遅咲きですし、評価もそこまで高くないです。
しかしそっから1年目、いきなり中継ぎでタイトル獲得&新人王、3年目に先発転向後5年連続2桁勝利とえげつない活躍をします。

そんな摂津選手に書き下ろした餓鬼レンジャーの楽曲が以下です。

【歌詞抜粋(踏んでるとこは赤文字、摂津選手に意味かかってるとこは青文字)】
目を閉じ深呼吸
不安は沈没
この場陣取る
遠回りな分自信持つ

熱い想いならストレートぶつける
脳裏に浮かぶあの頃 胸が震える

毎日が夢を繋ぐ日
チャンスは無作為
時には足場が深いぬかるみ
経験に裏打ち
された平常心で博打
結果出す 叩かない無駄口

能あるなら 爪隠さずに攻める
レースなら制す 見据える次のレベル
夢破れた仲間たちの分まで踏ん張る
ここが俺の居場所


いかちー!
伝わらんやろうけど、相当いかちーです。
特に「毎日が夢をつなぐ日」から「叩かない無駄口」まで、
ケツの語尾の母音がほぼすべて「ウアウイ」になってるのもいかちーです。
そこに摂津選手のアマチュア時代の心境を憶測とはいえぶちこんでるのもいかちーです。

動画にはありませんが、AAAの日高君と、SHINGO★西成も参加してるのもいかちーです。
相方のポチョムキンのバースもいかちーです。
ちなみに上記のバースはYOSHIというラッパーです。我等が兵庫出身です。


フリースタイルダンジョンブームから日本語ヒップホップが再ブームになってるので、
なんとか文化として根付いてほしいものです。